事業の概要
本学は、文部科学省「先端研究基盤共用促進事業(新たな共用システム導入支援プログラム(平成29~31年度)」に採択されました。
本事業では、学長のリーダーシップの下、研究推進アドミニストレーションセンター(RAC)技術科学支援室を共用システムの統括部局とし、エレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)とベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL、通称LSI工場)の機器を対象とする共用システムを導入します。
新規に雇用する事業専属の技術支援員を中心に、大学内に散在する機器(分析計測機器、半導体デバイス関連機器)をEIIRISに集約し、一元的な管理・共用化に取り組みます。いずれの機器も「エレクトロニクス先端基盤技術分野(センサ・LSI、フォトニクスデバイス)」と、それを用いて研究を展開する「先端的応用分野(ライフサイエンス、医療、農業科学、環境、情報通信、ロボティクスなど)」、又はその両方の融合をテーマとした研究に必要な汎用のものです。
これらの機器を全学的に共用するほか、高専や企業等の学外者にも開放し、さまざまな分野の研究者が参加する異分野融合研究を推進します。
具体的には、以下のような取組みを行います。
- 機器の再配置・更新再生
技術支援員による共用機器の一元管理、遊休機器の再生 - 共用システムの構築・導入
共用機器データベースの公x開、共用ルールの策定、予約システムの構築・改善 - 技術支援職員の配置・育成
専門技術支援員の配置、技術支援員のスキルアップのためのトレーニングの実施、ユーザー向け機器講習会の開催、個別技術相談の実施
[初版作成]2019.03.01