2021研究シーズ集_211012
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超高効率化に挑みます 応用化学・生命工学系 反応エネルギー工学研究室http://ens.tut.ac.jp/keel/実用化イメージ、想定される用途・構築された化学反応モデルを用いた反応性流体計算による反応プロセスの予想・小スケール模擬実験装置による反応実験と解析による現実スケールの挙動予測企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。実用化に向けた課題・大規模化学反応モデルの構築には多大な時間と手間がかかる・化学的精度の追求と実用性のバランス優位性・物理化学的見地に基づく理論的探究・モデル計算と実験を組み合わせた効率のよい開発研究−085−キーワードキーワード燃焼、低温酸化反応、着火、反応モデル、気相合成研究段階研究段階基礎基礎実証実用化準備実証実用化準備環境・エネルギー環境・エネルギー反応機構の解明と制御による 環境負荷低減・気相材料合成法の研究応用化学・生命工学系小口 達夫 准教授 研究者情報:https://researchmap.jp/tat-o概要高 燃焼は近代文明社会の維持・発展において不可欠の役割を担っていますが、地球温暖化・環境汚染などの地球環境問題と深く関連しており、これらの解決は現代の最重要課題の一つです。高温 温・高圧環境における化学反応メカニズムの解明を起点に、持続可能な社会の実現に向けたエネルギー利用方法を研究しています。気従来技術 ・トライアンドエラーによる実験的探究相・経験則に基づく技術開発 特徴反 内燃機関の燃焼制御では、物理的制御とともに化学反応の制御の可否が重要なポイントとなっており、新しい内燃機関の設計・構築では、燃料の設計・化学反応の制御までを含めた最適化が応求められています。私たちは、詳細化学反応機構の構築による反応制御を実現するため、燃焼反応機構の解明を行っています。の特に、着火の制御に重点を置き、いまだ未知な点が多い低温酸化反応機構を中心に取り組んでいます。そのための手法として、レーザー分光法・光イオン化質量分析法など高感度・選択的ラ解ジカル検出法を駆使し、未知の反応メカニズムを明らかにします。明で

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