2021研究シーズ集_211012
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ロボットの振る舞いで    人の次の行動を導きます 実用化に向けた課題・視線運動が恊働作業に与える影響が明確ではなく、その働きを明らかにします。・人の視線運動を観測するまでは従来のセンサーでできますが、そこから意図を取り出す必要があります。優位性・人の視線を観測し、意図を推測することで、ロボットが先読みして行動します。図1 社会的刺激(目の機能)の追加図2 ソフトクリーム製造販売ロボットReika図3 学習支援ロボットキーワードヒューマン・インタラクション、フィールド・ロボティクス、ヒューマン・ファクター、コラボレーション−076−研究段階基礎実証実用化準備情報・通信実環境におけるロボットの振る舞いの研究情報・知能工学系林 宏太郎 助教研究者情報:https://researchmap.jp/hayashik79概要工場や家庭にロボットがいることが当たり前である状況において、ロボットは何をするべきか、どのような身体性や振る舞いを行い人と共在すべきかを明らかにします。人と人との間で行われている相互作用とその効果から、見た目のみのとどまらないロボットの真なる「人らしさ」は何かを研究しています。従来技術・生産性向上を目的とした人ロボット恊働作業の導入が産業界で進みつつある。安全性や人員削減に注目が集まっている。特徴私たちは人とロボット恊働作業の発展のため、目の機能を追加し《社会的刺激を与える能力持ったロボット》の研究を行っています。(図1)1.視線運動機能アイコンタクトなどの非言語的な意思疎通を人と行います。2.視線観測反応機能人の視線を観測し、意図を推測することで、ロボットが先読みして行動します。【実証実験結果】1.テーマパークの屋台でソフトクリームを製造販売するロボット「Reika」(図2)・ロボットは通り掛かる人を見ます。視線の有無で比較したところ、視線があった時人がよりロボットに興味を持つことがわかりました。2.外国語の学習支援ロボット (図3)AIスピーカーGoogle Homeに眼球ユニット「Akagachi」を設置し、外国語の学習効果と外国語不安軽減効果について検証しました。・Google Homeが外国語不安を軽減し、社会不安の強い学生の外国語教育を改善する可能性が示されました。・TOEIC®リスニングテストで、学習前後での有意差までは見られませんでしたが、英語に対する得意意識が芽生えたという意見が伺えました。実用化イメージ、想定される用途・工場や街角など、人と作業を行う場面におけるロボット運用方法(製品組み立てや、スムージーバーなど)・外国語独習時の不安除去のための支援ロボット企業等への提案ロボットなどに目の機能を追加し、恊働作業が行えます。上記のように実証実験を行った実績があります。この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。情報・知能工学系 行動知能システム学研究室http://www.aisl.cs.tut.ac.jp/

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