2021研究シーズ集_211012
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例:パッドアンドファン冷房温室内の気流および温度分布実用化に向けた課題・外部気象とハウス内部環境との関連性の解明・光合成を考慮した群落の二酸化炭素濃度分布予測モデルの構築−059−キーワード植物工場、環境予測、地域気候特性建築・都市システム学系 研究段階基礎実証実用化準備計測・制御 植物工場内環境予測・評価モデルの構築建築・都市システム学系東海林 孝幸 講師研究者情報:https://researchmap.jp/tokairin概要収植近年、各地に植物工場が建設されています。このうち、太陽光利用型の植物工場は内部の環境要素(温湿度、気流、CO2濃度)の詳細な時空間分布の把握が困難でした。私たちはセンサーによ物量る計測と共に数値流体モデルを用いて植物工場内の気流・温度・CO2分布の変動を予測し、収量増に結びつく適切な環境制御法を研究・開発しています。ア工優位性従来技術・環境制御のためのセンサーはハウス内1点・センサーによる計測と共に数値流体モデル場ッのみで環境の実態把握が難しく、制御が行を用いてハウス内の気流・温度・CO2分布き届かない箇所があり得ました。の変動を予測しより細やかな環境制御が可能となります。プ内特徴に環植物工場内部の環境(温湿度、気流およびCO2濃度分布)を、植物工場が所在する地域の気候特性をも考慮した、より精確に予測できる数値流体モデルを構築し実証しました。太陽光利用型植物工場内の気候予測・評価を通じて、収量増に結びつく適切な環境制御法の確立に目指していま境貢す。献の予しま測・す評価を実用化イメージ、想定される用途通・ハウス内における気温やCO2のムラの把握・環境制御機器の配置と稼働効果の予測・外部気象要素を考慮した細やかな環境制御じへの活用企業等への提案てこの技術にご興味をお持ちの企業の技術相談や、共同研究等をご検討の際にはご連絡ください。

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