2021研究シーズ集_211012
56/146

電気・電子情報工学系 電気分析化学研究室http://www.electroanal.ee.tut.ac.jp/実用化イメージ、想定される用途・細胞・組織の化学刺激応答観察に対して、上部から顕微鏡で観察し、側部に電気化学刺激デバイスおよび刺激物質吸収デバイスを配置して局所刺激をしながら、下部でアレイ型イオンイメージセンサでリアルタイムにありのままを観察するシステム。企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。電気化学システムが化学刺激によって生きた細胞を観察するイメージ実用化に向けた課題・電気化学刺激デバイスの微細化・電気化学刺激デバイスでの放出量の増加・化学刺激物質の回収および除去デバイスの開発優位性・電気化学的にON-OFF制御して生体物質を局所に濃度拡散で放出するため、体積増加や流速などの発生がなく、刺激物質の拡がりを抑えられる。−047−キーワード電気化学デバイス、ソフトな化学刺激、ありのままの観察、生体にやさしいシステム、侵襲性の少ない生体観察研究段階基礎実証実用化準備計測・制御 イオン放出マイクロ電気化学デバイスの開発電気・電子情報工学系服部 敏明 准教授 研究者情報:https://researchmap.jp/read0019082概要組 細胞や組織のありのままの生体刺激応答を観察することを目的として、生体にやさしい刺激観察システムの構築を目指し、マイクロ電気化学生体刺激化学デバイスや侵襲性の少ないアレイ型織イオンイメージセンサを研究しています。また、高分子電解質の定量法やその電気化学への応用も研究しています。生の従来技術・マイクロインジェクションを用いた局所生あ体体刺激物質の添加法では、体積増加と流速が物理刺激となり、周りに拡散しやすい。刺り特徴本細胞や組織の生体活動は化学物質の転化や移動を伴っています。組織の活動を解析するための激に、1細胞だけを局所で刺激し、刺激伝播による化学物質の変化をモニターする制御された技術が必要になります。私たちは、化学刺激に対するマイクロイオン放出電気化学デバイスを開発しま応ています。電気化学イオン放出デバイスは他の効果を及ぼすことなしに細胞を刺激できる重要な機器となります。《研究中のテーマ》ま答・マルチイオンイメージセンサ・CCD型ATPイメージセンサのを・電気化学的手法によるCa2+局所微量放出デバイス・導電性高分子電極によるアセチルコリンの放観出・グルタミン酸放出電気化学デバイス・刺激化学物質の回収・除去デバイス・高分子電解質の電気泳動察・高分子電解質の電気化学分析・高分子電解質のコロイド滴定できます

元のページ  ../index.html#56

このブックを見る