2021研究シーズ集_211012
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タイヤの振動解析はお任せください実用化イメージ、想定される用途・振動特性の解明による省エネ、低騒音などの乗用車や業務用車両のタイヤ開発・回転体構造物の振動低減企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。機械工学系 機械ダイナミクス研究室http://dynaweb.me.tut.ac.jp/研究者情報:https://researchmap.jp/matsubara_masami概要私たちの周りにある機械や構造物に関わる動的特性について振動工学の側面からタイヤの力学特性に関する研究を行っています。現象理解を目的にとして実験による可視化および数値モデル化に取り組んでいます。従来技術・低周波領域のモード特性同定・有限要素法による詳細なモデル特徴タイヤは高減衰構造体であり、路面と接地、転動することで大変形を状態を繰り返しながら使用される自動車部品です。接地・転動するという動力学的境界条件の変化、変形に伴う構造上の特性変化、主材料であるゴムの材料特性の影響を受け、その力学特性は複雑です。本研究はタイヤの力学特性を解明することを目的に、タイヤの物理モデルの開発や実験手法の開発に取り組んでいます。図2 回転時のトレッドブロック変形計測実用化に向けた課題・力学特性の設計パラメータへの落とし込み優位性・高周波領域のモード特性同定・高速回転体の変形挙動計測・簡易なタイヤ物理モデル化キーワード振動工学、実験モード解析、物理モデル、解析力学、シェル−036−研究段階基礎実証実用化準備図1 タイヤ物理モデル計測・制御 タイヤの力学特性に関する研究機械工学系松原 真己 准教授

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