研究者情報:https://researchmap.jp/tm018概要固 火災安全の観点から、可燃物の燃焼特性について理解しておくことは重要です。私たちは燃焼中に変形する熱可塑性材料の外表面形状をその場で抽出する方法を開発しました。バックライト体 光源として紫外LEDを選択し、予備試験を行った結果、火炎からの化学発光よりも比較的大きな強度が得られることを確認しました。またバックライトとカメラを固定した状態で対象物を回転させる光学系を開発しました。の 従来技術固体の非定常に変化する変形量の計測方法例燃 ・超音波パルス反射法:固体内部の温度変化により音速が変化する。焼・X線撮影法:放射線装置が必要、その安全 管理が必要で導入・運用コストが高い。特徴に 【研究成果】よ燃焼の進展とともに変形する固体の外面形状の抽出手法として、バックライト撮影とフィルタ補正逆投影法を組み合わせた画像再構成方法を考案し、計る測システムの構築および手法の検証を行いました。1.再構成画像から燃焼中の試料の形状変化の可視化変ができました。2.再構成画像から計測した試料の形状を評価した結果、本計測システムの計測精度は数%程度に収ま形ることがが分かりました。過程の可視化・計測技術 機械工学系 環境エネルギー変換工学研究室http://www.me.tut.ac.jp/ece/wp/実用化イメージ、想定される用途・JISに規定されている材料可燃性法と併用可能な観察ツール・微小重力下での物体質量計測方法企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。実用化に向けた課題・光学システムの改良・画像再構成アルゴリズムの改良・撮影条件の最適化優位性光学的に非接触で計測できるため・燃焼中の試料の形状変化を可視化可能。・導入は比較的容易で運用コストが低廉。・計測精度は今後の検討で向上が期待できます。開発中の可視化システムの外観−035−キーワード火災、バックライト撮影、フィルタ補正逆投影法、 固体燃焼、変形、表面形状研究段階基礎実証実用化準備可視化した燃焼中の試料の形状変化過程。上が提案手法により得られた3次元画像、下が比較のためビデオカメラにより撮影された画像。計測・制御 燃焼計測・可視化技術の開発機械工学系松岡 常吉 准教授
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