燃焼を科学する機械工学系 環境エネルギー変換工学研究室http://www.me.tut.ac.jp/ece/wp/研究者情報:https://researchmap.jp/tm018概要バイオマス資源を燃料としての活用が期待されていますが、バイオマス資源は多様な成分を含む上に、概ね発熱量が小さく、極めて燃やしにくい資源です。この資源を活用するには様々な燃料に柔軟に対応する燃やし分け可能な燃焼技術の確立が必要です。その燃焼技術として、(純)酸素燃焼に注目しています。従来技術・バイオマス資源は燃やしにくい実用化イメージ、想定される用途・燃えにくい材料の燃焼技術実用化に向けた課題・様々な固体材料の燃焼解析と燃焼技術の探索優位性・酸素供給制御により、バイオマス資源のエネルギー活用が可能となります。様々なプラスチックの燃焼時に見られるフィンガリングパターンキーワード固体、酸素燃焼、燃料多様性、不安定性、火災、フィンガリング−034−研究段階基礎特徴酸素燃焼技術を確立する課題の中で、燃焼限界近傍で生じる不安定挙動の解明に向けた研究を行っています。これまでに燃焼領域の流れと反応を精密にコントロールすることで、世界で初めて有炎燃焼のフィンガリング不安定性の観察に成功しました。(指のように火炎が分裂する現象をフィンガリングと呼び、酸素の供給が不十分な環境で紙などを燃やした際に現れることが知られています)最近では、分裂パターンを制御することを目指しメカニズムの全容解明に向けた研究にも取組んでいます。企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。実証実用化準備計測・制御 固体の燃焼不安定性の解明機械工学系松岡 常吉 准教授
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