2021研究シーズ集_211012
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注視映像を生成します ユーザが指定した点が画像中心に映るように変換同一時刻の多視点映像をバレットタイム表示実用化に向けた課題・精度、安定性の向上・ユーザーインターフェースの開発優位性・3次元情報を推定することなく、画像の見た目の類似性から注視画像を生成できます。−015−キーワード多視点映像、自由視点映像生成、バレットタイム、 3次元復元技術情報・知能工学系 画像情報メディア研究室研究段階基礎加工・処理実証実用化準備多視点映像からの3次元復元を行わない バレットタイム映像生成情報・知能工学系菅谷 保之 准教授 研究者情報:https://researchmap.jp/sugaya-yasuyuki/概要多 物体の周りに配置したたくさんのカメラで撮影した映像などからシーンの時間をとめて注目物体を見まわすことのできるバレットタイム映像を簡単に作成する技術を研究しています。視 従来技術点 ・カメラの3次元位置、シーンの3次元復元を行い、それらの情報をもとに注視映像を生成映 します。特徴像 本研究では、多視点からシーン中の注目点を画像中心に固定したまま見まわすことのできる注視か映像(バレットタイム映像)を3次元情報を使わずに生成する技術を研究しています。■従来技術の問題点らカメラの3次元位置とシーンの3次元情報をもとに、注視画像を生成するため、3次元情報を推定簡(取得)しにくいシーンに適用することが困難でした。■本技術の利点単3次元情報を用いずに画像の見た目のみを比較することで注視画像を生成できるので、シーンに依に存せず様々な応用に利用することができます。例1)スマートフォンなどで撮影した動画から手軽に注視映像を生成例2)テニスコートに配置したカメラから撮影した映像から注視映像を作成してスイングフォームのチェック実用化イメージ、想定される用途・インターネットショッピングでの商品の疑似3次元表示・スポーツシーンのハイライト再生・スポーツのコーチングシステム企業等への提案この技術にご興味をお持ちの企業の技術相談をお受けします。また共同研究等のご検討の際にはご連絡ください。

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